ワッペンのフチ加工-ロックとヒートカットの違い
刺繍ワッペンのフチ加工はロック加工とヒートカット加工2種があります。
ロック加工はワッペンを刺繍後ロック専用ミシンとロック糸でワッペンの縁かがり縫いをすることです。ですから丸、四角、楕円など単純な形状のみの加工方法です。
ワッペンは複雑な形状ならヒートカット加工に適しています。ヒートカット加工はフチをヒートピンで溶かしてカットする加工法です。どんなデザインでも対応可能です。
ロック加工
ヒートカット加工
ロック加工
ロック加工のフチは太い、およそ3mmくらいの幅のため、ワッペンの形状が制限されて、デザインもフチまである程度の余白が必要です。
ロック糸も太い特殊糸を使用するため、色数にも限りがあります。1デザインの刺繍ワッペンのロック色は1色しかできません。
ヒートカット加工
ヒートカット加工はワッペンの形状に沿って熱でフチを溶かし、カットいたしますためどんな形状にも対応可能です。刺繍でフチとられますので外周も刺繍糸です。
刺繍ワッペンの形状は単純な形状ならロック加工とヒート加工両方とも適用、複雑な形状ならヒートカット加工法をすすめます。